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麦茶と大麦
麦茶というのは名前の通り、大麦から作られるお茶のことをいいます。
緑茶などと違う点は、茶葉を使うのではなく大麦の種子を焙煎し、それを煮出したりすることによって作られている点です。
このことから、厳密には緑茶などとは違った分類の飲み物になるようです。
含まれている成分などももちろん緑茶などとは違っており、緑茶がガン抑制効果や血圧、コレステロール抑制に効果があるのに対して、麦茶は血液をサラサラにしたり体温を下げる効果があると言われています。
これらは主に、水分が不足することによって血液がドロドロになってしまった時に効果的なために、夏場などに好んで飲まれる原因ではないかと思います。
一般的なイメージとして、緑茶は昔から日本で飲まれていたというものがあると思いますが、実は麦茶も昔から飲まれていたお茶です。
実際に江戸時代には、庶民が飲んでいたとされる文献も見つかっており、大麦が初夏に収穫されることからも夏の飲み物とされていたようです。
麦茶の大麦のように、夏に収穫されるものは体温を下げる効果や水分が多く含まれるものが多いです。
ですから、旬のものを食べるというのは風流であるということや季節感を感じることができるということ以外にも、ちゃんと理にかなっていることなのです。
麦茶は大麦の種子を焙煎したものから作られますが、どのような形状の種子を使うかということや焙煎のやり方などによって味や色などが変わってきます。
最近では工場で熱風による焙煎を行なうところが多いようですが、昔ながらの製法に近づけるために釜で焙煎していると生産メーカーも存在していて、これらの方法は重要な技術なために企業の特許になっていることが多いようです。
国産大麦として有名な六条大麦は、戦前から麦茶として使用されて親しまれてきましたが、現在でも国産の大麦といえば六条大麦が有名だと思います。
色々な種類のものが最近では販売されていますが、水出し用と煮出し用とではやはり製法が違っていますから、できるだけ表示に沿って作るのがいいようです。
最近では国産大麦を使用した麦茶が通販で購入できるようにもなりましたから、興味がある方はネット通販を利用してこだわりの麦茶を取り寄せてみるものいいかと思います。
ちなみに麦茶は血液をさらさらにする効果の他に、緑茶などと違ってカフェインを含んでいないという特徴もあります。
これは意外に重要なポイントで、乳幼児などの小さなお子さんや妊娠している方でもカフェインを含んでいないお茶であれば安心して飲むことが出来ます。
このように健康面にも様々ないい効果が期待できる麦茶ですから、積極的に飲んでいきたいものですね。